とちりっぷ「烏合の手の手伝いin那須烏山」
こんにちは!!!7/22~25日開催のとちりっぷ「烏合の手の手伝いin那須烏山」の活動報告です。
今回は、栃木県内の大学生向けに、那須烏山で行われている伝統的な祭りである「山あげ祭」に触れ、地元の仲良しメンバーで地域を盛り上げようと定期的に活動している「烏合の手」という団体の限定オープンカフェで、地域の方との交流を通して、地域を堪能してもらうしてもらうことを目的とし、とちりっぷを企画しました。
山あげ祭とは?
栃木県那須烏山市の疫病防除・五穀豊穣・天下泰平を祈願するために、約450年以上続いている伝統的な祭りです。奉納余興として、移動式の野外歌舞伎舞踏が街中で繰り広げられます。現在は、6町内で輪番が行われ、毎年7月の第4土曜日を含む金曜・土曜・日曜の3日間で行われています。舞台で使用される山は、その年によって作り変えられ、地域住民が協力し合い継承されている、栃木県の中でも歴史の長い伝統的な祭りの一つです。全国でも珍しい伝統的な祭りであるため、国の重要無形民俗文化財として登録されています。また、ユネスコ文化遺産として登録申請中だそうです。
那須烏山へのアクセスは、電車だと那須烏山線で、宇都宮駅→烏山駅が約50分で、宝積寺駅→烏山駅が約30分で行けます。ちなみに、片道580円、410円かかります。
ローカル線ならではの田園風景や自然豊かな森を通過し、那須烏山に到着します。
駅から徒歩10分~15分かかる、普段は、一級建築事務所である「建築工房ヒロエ」で「山あげ祭」の期間は、限定カフェとして「烏合の手」がオープンしました。
素材の味を生かしたシロップを使用したかき氷やカレー、チャーシューなどのフードや、オリジナルカクテルである「ゆずソーダ×ビール」のコボシャンティーや生のトマトジュースなどのドリンクを販売を行いました。
山あげ会館で歌舞伎が披露される前ピークで、口コミなどで、多くの地域の方や観光客の方がいらっしゃいました。ご利用いただきありがとうございました!!!
おいしいまかな付きで心も体も満たされ、暑くて忙しいときもありましたが、カフェのお手伝いを頑張ることができました。本当においしかったです。ごちそうさまでした!!!
宿では、参加した学生の持ってきたボードゲームで盛り上がったり、同世代だからこそ話せる抱えている問題や悩みなどざっくばらんに語り合い、夜を明かしました。
最終日は、念願であった歌舞伎を見たり、那須烏山市のまちなか散策をしました。
夜の歌舞伎は、花火やライトを使用し、豪華絢爛の山を際立たせる演出は、とても幻想的なものでした。多くの地域の方が協力し合い、山を組み立て、演じ、崩し、次の会場に移動する光景は、なんとも儚くも感じられました。
伝統工芸の和紙を使用したオリジナルのうちわ作り体験や、島崎酒造では、様々な地酒のそれぞれや香りの違いを楽しみながら試飲しました。
そして、最後に神様を神社に返還するまで祭りを楽しみました。神輿が神社に入るまでには、数分かかり、祭りが終わってしまうことを名残惜しんでいるようにも見えました。
長いようであっという間だった3日間。
参加した学生一同、伝統的な祭りに触れ、また、地域の方との交流を通して、那須烏山を堪能し、「那須烏ファン」になりました。
今から来年の「山あげ祭」が楽しみです。
これからも今回できた人や地域とのつながりを大切にしていきたいです。
また皆で那須烏山に遊びに行きましょうね!
参加いただいた学生やご協力いただいた那須烏山の皆さん!
ありがとうございました!
FACE BOOKページ「トチギええじゃないか」で随時活動情報を配信中!!
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